システムアーキテクト勉強記録
システムアーキテクト試験(以下SA)に合格したときの勉強法等メモです。
次の高度も合格するための振り返り、みたいな。
受験動機
応用情報技術者試験(以下AP)合格後は2年間午前試験Ⅰが免除になると知り、高度資格の受験を決めました。
本当はエンベデッドシステムスペシャリスト(以下ES)を取りたかったのですが、合格したのは春季実施のAP。ESの試験日は1年も先です。
どうせだから秋季試験でなにか受けようと、試験範囲に組込技術が含まれているSAの受験を決めました。
購入書籍・ダウンロードしたアプリ
以下書籍を購入&アプリをダウンロードしました。
参考書
出版社サイト:
2019 システムアーキテクト 「専門知識+午後問題」の重点対策 | IT資格試験の取得、IT人材育成は株式会社アイテック(iTEC)
過去問題集
出版社サイト:
2020 徹底解説 システムアーキテクト 本試験問題 | IT資格試験の取得、IT人材育成は株式会社アイテック(iTEC)
アプリ
AppleStore:
対策
実施した対策を時期別に列挙します。
4月中旬~6月末:AP対策
@自宅
春季APに落ちたと思い、秋季試験に向けて勉強していました。が、結果的には合格だったので意味なし。
ただ、これのおかげで勉強習慣はついたと思います。
7月:午前Ⅱ対策
@通勤電車
アプリで午前Ⅱの過去問題を解いていました。
とにかく反復して覚えるしかないと思ったので、なるべく毎日解いていました。
これは試験直前までやっていました。最後はほぼ答え覚えてた。
8月~9月:午後Ⅰ対策
@自宅
参考書を最初から読む。1章読んだら章末問題を解く。オーソドックスな勉強法です。
1日あたり1時間で、週に3日は必ずしていました。
わからないことだらけですぐにやる気がなくなるので、すべて声に出して読んでいました。
章を音読して、章末問題を解いて、間違えたところを復習。この繰り返しです。
職場
昼休みに過去問を解いていました。
1日あたりだいたい15分くらい。こちらはほぼ毎日。
2日かけて午後Ⅰ1問解いて、次の日に採点と復習……といったペース。
解答時間が週をまたぐと内容を忘れてしまうので、調節しながら進めていました。
@通勤電車
7月と変わらず、アプリで午前Ⅱ過去問をちょこちょこ。
10月:午後Ⅱ対策
@自宅
まずは参考書を読んで論文の構成や書き方を覚えた後、以下手順で勉強していました。
- 午後Ⅱの問題を読む
- 午後Ⅰの過去問から、解答に使えそうなケースを探す
- 論文解答の要旨を書く
②については、当時は就職2年目で論文に昇華できる経験がなかったため、午後Ⅰの過去問からネタを探していました。
今もそんな経験はないかな……PLの経験ないとなかなか……。
③では、以下2点の達成を目標にしていました。
- 論文で記述する問題点・対策・今後の課題を明確にすること
- なるべく10分程度でまとめること
論文を時間内に書ききることより、骨子を組み立てる正確さとスピードの向上を優先しました。
骨子がしっかりしていれば、多少言葉選びをミスしてもそれなりの論文になるだろうと考えたからです。
結局、論文を書いたのは本番試験のみ。でも一度は書いておいたほうがいいと思います。余計な緊張しないために。
@職場
こちらは8月~9月と変わらず。
@職場
こちらも7月~9月と変わらず。
試験結果
かなりギリギリで合格。どれも62%くらいの正答率だったと思います。
でも合格は合格だから……。
所感
初の高度資格で論文試験を選んだのは、我ながら浅はかでした。
論文試験はけっこう体力を消耗したので、体力がある若いうちに取得したほうがいいような気もします。
資格を取る前後で、仕事内容への影響はありませんでした。実力ないから資格取っても無駄って言われたのは覚えてるけど。
でも資格の取得はおすすめです。履歴書の資格欄が華やかになるし、何より自己肯定感が上がって自信に繋がる!!